リフォームコンペで叶えた三世代が団欒する和風住宅

コーディネート | すまいポート21浦和美園 |
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設計・施工 | 竹内建設 |
家族構成 | ご夫妻+お子様 |
敷地面積 | |
延床面積 | |
区分 | フルリノベーション |
設計コンペ開催日 | |
竣工日 | |
掲載日 | 2018年04月05日 |
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外観
外壁は全体的に張り替え、平屋部分の瓦は二階に合わせて和瓦にし統一感を持たせた
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玄関
設計が一番大変だったという玄関。既存の床の高さに合わせ、土間や階段の高さを細かく調整した
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リビング
平屋と二階建て部分を連結した広々としたリビング
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和室と寝室
一階にはLDKのほか和室と寝室を配置。和室は客間として使用している
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玄関
玄関も広く明るい。昇降しやすいよう式台を設置
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仏壇
リビングの仏壇は専用のスペースに収めた。室内を広く使え、来客時など必要に応じて扉を閉めることもできる
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システムキッチン
システムキッチンの吊戸棚は奥様の身長に合わせて選択。壁より下に出ているが、換気扇のフードと揃い違和感がない
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廊下
廊下ができて動線がよくなった。左はキッチン隣のパントリーに通じるドア。階段は以前の家のまま。右側はリビング
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パントリー
キッチン側からパントリーを望む。左の棚は以前の家のキッチンに付けられていた吊戸棚を再利用。奥様が使いやすい位置に取り付けている
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トイレ
バリアフリーを意識し室内のドアは基本的に引戸にしたが、トイレのドアは大きく幅を取るため折れ戸を採用
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庭
以前はお客様用の駐車スペースがなかったため、お客様やご親族の来訪時に車を数台停められるように門を広げ、庭にスペースを確保
STORY

さいたま市見沼区の静かな住宅街に建つK様邸は、ベージュの外壁と和瓦が調和した落ち着きのある和風住宅です。
内装は木の風合いが生かされて温かみがあり、リビングは陽の光が注ぎとても明るく広々としています。
この明るく快適な家は、すまいポート21のリフォームコンペで実現しました。
現在は、ご夫妻と息子さんの三人でお住まいのK様ご主人のご両親の代からこの地にお住まいで、以前のお宅は築65年の平屋を35年前に一部二階建てに増築した少し複雑な造りでした。
そのためうまく動線が取れていなかったり、建築当時から周りの環境も変わり、陽の光が入りにくく、キッチンやリビングは暗く日中でも照明が必要、冬は底冷えするなどのお悩みがありました。
リフォームをしたくても、お願いする伝手もなく、加えて築年数がたっていたこともあり、本当にリフォームできるのかなど、問題を抱えていたK様。どうしたものか悩んでいたとき書店で購入した『埼玉の住まいづくり』ですまいポート21を知り、浦和美園の店舗を訪ねられたそうです。すまいポート21の一級建築士との建築相談で法的にも問題なくリフォームが出来ることが判り、具体的な要望を整理することとなりました。
リフォームコンペでは、3社からプラン提案を受けました。
ご夫妻は、将来車いすが必要になっても困らないような導線確保、明る暖かいキッチン、そして何よりも、独立されたお子様やお孫さんたちが集まったとき、みんな一緒に過ごせる広く明るいリビングが欲しいと希望されました。
会社選びは、「希望を叶えてくれることも大事なことですが、今回のリフォームは法的な制約もあり、様々な難しい課題を解決してもらえるかを基準にしました。」と振り返ります。
お願いした建築会社は、工事中もとても親身な対応で、仕上がりにも大満足です。
こだわりのリビングはキッチンと一続きで広々としており、ご親族が集合してもゆとりがあります。
キッチンの出窓、ダイニングとリビングの大きな掃き出し窓から外光が入り、また、白を基調とした壁、天井、床材も明るめのものを使用することで明るさも十分。底冷えは床暖房で解消しました。
機能性も備わっています。
以前の家には廊下がなく動線が悪かったり、キッチンの収納が少なかったりしましたが、フルフラットの廊下を配しキッチンの隣にパントリーも設けました。
「問題が多く心配でしたが、期待以上の家にしていただけました。すまいポート21に相談して本当によかったです」と話すご夫妻。
お孫さんたちとの楽しい時間が、これからもっと増えそうです。