バリヤフリー仕様で、看護しやすい住まい
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バリヤフリー仕様で、看護しやすい住まい

新築施工事例

バリヤフリー仕様で、看護しやすい住まい

コーディネート すまいポート21アミューあつぎ
設計・施工 ECO HOUSE・NEO
家族構成 ご夫婦+お子様
敷地面積 171.82㎡ (51.97坪)
延床面積 114.89㎡ (34.75坪)
区分 新築
こだわり 介護・健康家事動線
設計コンペ開催日 2015年08月10日
竣工日 2016年03月31日
掲載日 2016年03月31日

STORY

水に強く滑りにくい床材を採用したリビング・ダイニング

K様邸が建っているのは周辺に新たに造成された街区が点在しており、これからも新しい家が増えていくことが期待される地域です。ご夫婦とお子さま2人+6歳の愛犬のお住まいです。

住まいづくりでのこだわりは、障害のあるお子様の看護がしやすいこと。
十分なアプローチによってスロープの傾斜が緩くできるような玄関の配置。
床の段差を抑え、廊下幅は有効1m幅を確保するなど、1階部分はバリアフリー仕様を基本としています。

大きくゆったりとした広さが確保された玄関ホールにはシューズインクローゼットを配置。通常の下足入れとしての利用に加え、バギーを収納するスペースとしても活用しています。

生活のメインスペースになるリビング・ダイニングは、オープンキッチンとの一体感を活かしたゆとりが感じられる空間に。
リビング南側の天井は、トップライトから自然光が降り注ぐ勾配天井を採用しました。
このリビングの隣には介護ベッドを置くための洋室をレイアウトすることで、奥さまが家事をしている時やご主人がリビングで寛いでいるときでも、いつでも子どもに目が届くように配慮されています。
リビング・ダイニングや洋室の床には、水に強く滑りにくいコルク系の床材を採用。色はキッチンに合わせて、落ち着いたダークブラウンを選びました。

看護ベッドを置いている洋室には、家事用のキッチンとは別にステンレス製の流し台を設置。
「子どものケアのために、平日は訪問看護のスタッフが訪れるので、どうしてもキッチンとは別に水回りが必要でした。以前の家では水栓からベッドまでの距離があり、とても使いづらい状態でしたが、今回は無駄のない動線で看護もしやすくなりました」と奥様。

お子様のことを第一に考えた施主の希望を取り込みながらも、家族全員が快適に過ごせるように配慮し設計されたK様邸は、家族の温かさと暮らしやすさが存分に感じられる素敵な住まいでした。

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