霽れと褻(ハレとケ):日常と非日常が穏やかに混ざり合う空間
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霽れと褻(ハレとケ):日常と非日常が穏やかに混ざり合う空間

新築施工事例

霽れと褻(ハレとケ):日常と非日常が穏やかに混ざり合う空間

コーディネート すまいポート21大崎
設計・施工 山一ハウス
家族構成 30代夫婦、子供2(7歳・4歳)
敷地面積 919㎡(277.99坪)
延床面積 134.62㎡(40.72坪)
区分 新築
こだわり
設計コンペ開催日 2018年06月17日
竣工日 2022年01月20日
掲載日 2023年07月10日

STORY

総合展示場を見に行っても、ご夫婦がイメージするモデルハウスが見つからず、住宅情報誌「みやぎの住まいづくり」を見て、設計コンペに興味を持ち、すまいポート21にご来店いただきました。

建設予定地は奥様の祖父が所有する土地を譲り受けることになっていましたが、地形がひな壇で市街化調整区域内の農地、埋蔵文化財包蔵地にも隣接しており、物理的にも法令的にも建築することが難しい土地で、建物を立てることが可能であるか知りたいというところからご相談がはじまりました。

すまいポート21に在籍する土地建物取引士と一級建築士で建設予定地の調査を行い、建築可能と判断し、設計コンペを開催しました。イメージするモデルハウスは見つからなかったものの、ご夫婦には理想の住まいのイメージがしっかりしていたため、建築会社5社からプランをご提案させていただき、ご夫婦が住まいづくりで重視するデザイン性や機能性といった、住まいに対する価値観を共有することができる建築会社はどこか。建設予定地特有の困難な状況にも前向きに提案してくれる、知識と経験ある建築会社はどこなのかを見つけていただくために、各社のプラン・見積を比較・検討していただき、建築会社の住まいづくりに対する姿勢や熱意を実感していただきました。その中で、ご夫婦の要望を全て満たしたプランで提案した建築会社と共に、一緒に住まいづくりを楽しみながら進めたいと、建築会社をお選びいただきました。

建築会社が決まってからは、建築する上で必要な法的手続きにかなり時間がかかりましたが、その分、住まいづくりを楽しむ時間も長く取ることができ、建築会社と何度も打ち合わせを重ねていただきました。

ひな壇の地形を逆手にとって、外からの視線を気にすることなく、四季折々の景色を楽しめる壁一面の窓。
予算内で建物がコンパクトでも広さを感じるLDK。
家族みんなで料理を楽しめる多機能な造作のキッチン。
格子壁で仕切られた多目的に利用可能なインナーバルコニー。 
そして象徴的な螺旋階段は建物のシンボルになるなど、家で過ごす家族との時間を大切にしたい施主様の想いが、唯一無二の外観と住空間を創り上げました。

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