2021年01月17日
阪神淡路大震災から26年
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こんにちは。
すまいポート21松本の山崎です。
新年から、はや半月が過ぎようとしています。
七草がゆ、鏡開き、成人の日と年始の行事が続いて、そして今日はあの阪神淡路大震災から26年の節目の日です。
私は、当日の朝のことを今でも鮮明に覚えています。
6時位に起きて、TVをつけて朝ごはんの支度をしていたら、ニュース速報が流れました。
最初はちょっと大きめの地震なんだ。。位にしか感じていませんでしたが、TVのニュースキャスターのアナウンスが、あっという間に深刻度を増していき、まだ陽が明けていない薄暗い神戸の街並みが映し出されていきました。
しばらくすると、赤い炎とけむりらしき映像が。。
建物の倒壊による火災があちこちで発生したのです。
朝の慌ただしい時間帯でしたが、私はTVの前から一歩も動くことができなくなってしまったことを、改めて思い出しています。
亡くなられ方が6000人以上で住宅被害が64万戸という、当時としては戦後最大の地震災害でした。
あれから26年経つんですね。
大都市直下型の阪神淡路大震災は、建物の倒壊とそれに伴う火災が深刻な被害をもたらしたといわれています。
当時、市街地には耐震基準を満たさない古い木造住宅が多く、犠牲者の多くは倒れてきた家具や、家自体の倒壊による圧迫死だったことが判明しており、その後の国による建物の耐震強化の推進につながったと言われています。
では、どうすれば地震に強い家になるのでしょうか。
同じ地震を経験しても、被害を受ける住宅と免れる住宅の差は、地震の性質にもよりますので、今の段階で絶対と明言できる方法はありません。
それでも、いわゆる「耐震等級3」や壁の量が通常の2倍の強さに設計されている住宅など、かなりの余裕を持って設計した住宅は、無事である可能性が高いと思います。
また、すでご自宅にを建てられた方は、住宅の壁の量や強度を増す改修をして、現行の建築基準法以上の強さにすれば倒壊を免れる可能性が上がります。
東日本大震災も熊本地震もそうですが、日本は本当に地震大国です。
2011年6月の長野県中部地震の際の話ですが、私の自宅はまさに震源地に近い地域だったため、震度5強~6程度の揺れで家のなかは落下物でぐちゃぐちゃで、壁にも数か所亀裂が入ってしまいました。
揺れによる家具の移動はあったものの、倒壊がなかったことが幸いでした。
この時ばかりは身の安全と、地震保険に入っていて本当によかった!と胸をなでおろしたことが思い起こされます。
阪神淡路大震災から26年の今日、どこでも地震が起きる可能性があるということと、改めて地震対策について思いをめぐらしてみました。
すまいポート21松本
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