小さな「図書館」のあるくつろぎの家
コーディネート | すまいポート21宇都宮本店 |
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設計・施工 | 牧田工務店 |
家族構成 | ご夫妻+お子様 |
敷地面積 | 516.54m2 (156.25坪) |
延床面積 | 131.00m2 (39.63坪) |
区分 | 新築 |
こだわり | 収納子育て家事動線平屋自然素材趣味 |
設計コンペ開催日 | 2015年12月10日 |
竣工日 | 2017年06月15日 |
掲載日 | 2018年08月24日 |
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外観
リビングからの眺めを計算してシンボルツリーを中心に、L字型の家に設計
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玄関の土間
奥に趣味の自転車のディスプレイスペース、さらにその奥にパントリーを。キッチンへの入口も
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ガラリ戸
全面が網戸になっており、通風も抜群。景色がデザイン画のように映り、リラックスした空間に
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ガラリ戸
フルオープンにすると広い庭と家が一体化して開放感いっぱい
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図書スペース
夫妻の思いがかたちになった「小さな図書館」
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図書スペース
手前の棚は、ランドセルやピアニカのサイズに合わせて造作。学用品がすっきり収まる
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LDK
小上がりの畳リビングや本棚で、空間を自然に仕切った。庭に視界が抜けて広く感じる
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キッチン
食器棚は奥様の手が届く位置、使いやすい大きさ、デザインで造作
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洗面脱衣室
床にはコルク、壁にはサワラを使い、シンクには使いやすい実験用シンクを採用した洗面脱衣室
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物干し場
物干し場とクローゼットを並列して効率よく。湿気がこもらない「すだれ戸」はK様と建築会社の合作
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子ども部屋
2部屋に仕切られる子ども部屋。勉強は図書スペース、ここは寝室と決め、小さめに設計した
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小屋根収納
OMソーラーのダクトのある小屋根収納。今は子どもの秘密基地になっている
STORY
駅からほど近く、静かな住宅地にK様のお宅はありました。
こげ茶とからし色のコントラストが目を引く個性的な外観です。
南北に長い敷地には、家を中心に、北に駐車場、南に庭をゆったりと配置しています。
K様邸に一歩足を踏み入れると、無垢の木に囲まれたリラックス空間に、大きな本棚が目にとまります。
本が大好き、という奥様の言葉からうまれた図書スペース。
そこには、夫妻の思いがたくさん詰まっていました。
「子どもがすぐ手に取れるように表紙が見える絵本棚がほしい」
「その棚の奥には大容量の本が収納できるように」
「本棚の下段は子どもが本を出しやすいように斜めに」
建築会社と打ち合わせを重ねてできた「小さな図書館」は、本を読んだり、勉強したり、絵を描いたり。
そして疲れたらソファでゴロンとする、家族の安らぎの空間になりました。
そして開放感あふれる畳リビング。
K様が惚れ込んだ「ガラリ戸」(網戸)からは、広々とした芝生の庭とカツラの木が目に飛び込んできます。
ガラリ戸の格子がアクセントになり、景色がデザイン画のように映ります。
フルオープンにすると庭と一体化する開放感。シンボルツリーを中心に、家をL字に配置した意味がわかります。
ガラリ戸からは光と風が入り、平屋の住まいを新鮮な空気で満たしてくれます。
当初から平屋をご希望だったK様。敷地のわりにはコンパクトですが、「住んでみるとちょうどよい大きさなんですよ」とのこと。
実際より広く感じるのは、間取りの工夫もありました。
LDKを中心に、水まわり、子ども部屋、寝室と回遊式の動線にして空間に無駄がありません。
またクローゼット、室内物干し場、屋外物干し場を並列し、洗濯物の「干す」「しまう」を同じ場所で行える工夫もされています。
また、K様は自然エネルギーを使い、健康で快適な暮らしをしたいと太陽熱利用のOMソーラーを採用。
冬の暖かさはもちろん、通風や放射冷却などに適した家は、一年中快適です。
自分たちにとって幸せなもの、快適なものを、よく考えられたK様。楽しい、気持ちのいい住まいはK様一家の安らぎの場所になることでしょう。
とちぎの住まいづくり Vol.36 掲載