暮らしを楽しくする色のはなし Vol.2

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暮らしを楽しくする色のはなし Vol.2

暮らしを楽しくする色のはなし Vol.2

前回もご紹介したように、私たちは色から受ける力で生活に変化を与えられています。人間の目から入る視覚情報のうち、80%以上が「色の情報」と言われており、色彩は人間の心理面・生理面に影響を与えているのです。

色の使い方次第で、感情や行動をうまくコントロールすることもできます。そんな『色』の要素をインテリアにもうまく取り入れてプラスに活用しましょう。

「白」が与えるイメージと心理効果

今回は、『白』についてのご紹介です。白色のイメージ 白は、すべての光を返してくれる色で、すべての色を含む「光そのもの」です。ピュアなイメージがありますが、ゼロではなく、いろんな思いや感情を含んだ色で、どこにも偏りのない無限の色です。一般に純粋・清潔、潔癖、 無邪気などを表し、「敬意と憧れ」のイメージもあります。

白色の心理効果 清潔な印象を与える。 実際よりも「もの」を軽く感じさせる。 始まりを感じさせる。汚してはいけないと思わせる 実は白って・・・ 白は汚れやすいと誰もが思いますよね?しかしこれは思い違い。汚れやすいのではなく、汚れが目立ちやすいのです。

しかし、だからこそ『きれいにとっておきたい』という考えが生まれるとも言えます。白いキッチンは汚れが目立つのでまめに掃除しようと思いますよね!?おかげで清潔さを保っていられます。これは汚れやすいトイレや洗面所などの水廻り全般にも言えます。

白の魔法で部屋を変える 白は無彩色といって「色味」を持たない色の一種です。白はベースカラーとして色彩を美しく生えさせる色でもあります。狭い部屋は、白くすれば明るく広く見えますし、他の色と組み合わせて使用すると美しい色彩をより効果的に見せます。また、セパレートといって他の色を分けて強調する効果もあります。

白は上質さのバロメーター

白は、カジュアルにもノーブルにもなる色ですが、白がノーブルにもカジュアルにも見えず、薄っぺらで貧相に見えてしまうこともあります。これは、白が物質の内面を引き出してしまうからと言われています。汚れが目立つのと同様に、素材感も仕立てもデザイン性も全てが顕わになってしまうのです。

例えば白い磁器の食器。美しい磁器の白は、それだけでテーブルを演出しますし、そこに盛られた料理の色も形も美しく見せ、引き立てます。テーブルクロス・花・キャンドルなどの彩り次第で様々な変化を見せます。と同時に、白い磁器ではその形状と材質が見事に表れます。それを選んだ人のテイストや感性を明確に示します。

シンプルな色だからこそ難しいもの。上手に取り入れてセンスの良さをアピールしたいですね。

 

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