外出が楽しくなる、次世代パーソナルモビリティ『WHILL』

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外出が楽しくなる、次世代パーソナルモビリティ『WHILL』

パーソナルモビリティとは

先進技術を用いた1~2人乗りの電動式の乗り物(移動機器)で、歩行と自動車やバイクといった既存移動体との中間体な乗り物のことを言います。現在、ベンチャー企業だけでなく、世界的な大企業も研究開発している為、『未来の足』となる可能性が高く、今後の普及が期待されています。

WHILLとは(以下 WHILLHPより抜粋  https://whill.jp/

「100m先のコンビニに行くのをあきらめる。」という一人の車いすユーザーのこんな言葉からWHILLの開発が始まりました。100mというわずかな距離を移動する際にも、社会的な不安や物理的なリスクを感じている人がいる。スマートで機能的なモビリティがあれば、その人らしく、行動範囲を広げられるのでは。そんな思いから開発は始まりました。私たちが作りたいのは電動車いすではありません。車いすユーザーの人も、そうでない人も乗ることができる、乗ってみたいと思える、まったくあたらしいカテゴリーの「パーソナルモビリティ」です。

WHILL 世界第1号のユーザー

2014年9月10日、僕の元にWHILLが納車されました。これが世界第1号納車だったのです。
WHILLとの出会いは、テレビで東京モーターショーに電動車いすが出展したというニュースを見たことに始まります。この時初めて、車いすを見てワクワクしたのをはっきりと覚えてます。そして、4年前に、あるイベントでWHILLのCEO杉江さんと出会い、その後連絡を取り合うようになりました。一緒にお酒を飲む機会があり、杉江さんから「大塚さん、WHILL買ってくださいよ。」と言われ、僕は「日本で第1号のユーザーになれるなら買います。」と。僕自身、WHILLに非常に可能性を感じていて、誰よりも先に乗りたいと思っていたので、第1号確約で購入を決めました。

3つの優れたポイント
実際に乗っていて感じるWHILLの優れたポイントを、大きく分けて3つ紹介します。

  • 【1】優れたデザイン性
    電動の車いすというと、機能面だけを重視し、デザインがいかにもというものが多いのですが、WHILLはとにかくかっこいい。WHILLを見て、誰もが発する最初の言葉は「かっこいい!」。今まで、電動の車いすを見て、かっこいいと言ったことがあるでしょうか。また「乗ってみたい。」と言われることが非常に多いのです。デザイン性の高さが、誰からも注目を受け、乗りたい衝動まで惹き起こさせるのです。既存の電動車いすという枠組みではなく、まったく新しいパーソナルモビリティなのです。
  • 【2】優れた走行性
    日本国内の路面は整備されていると思われるかもしれませんが、移動に制約を受ける車いすユーザーや高齢者、一時的に怪我をしている方からすると、路面におけるバリアを感じることが多々あります。そんな中でWHILLは、パワフルな四輪駆動を実現しているので、砂利道や雪道など、路面のコンディションを選ばず、軽快に走破することができます。また7.5cmまでの段差も乗り越えることが可能になっており、どこに行くにも安心してでかけることができます。
    これにより、今まで諦めてしまっていた場所にも行けるようになり、行動範囲が広がります。
  • 【3】優れた先進性
    Bluetooth®LEで、WHILLをiPhoneに接続することで、遠隔操作が可能となります。またソフトウェアの更新や、細かい速度の設定もできるのです。
    例えば、ベッドに移乗した後などに、部屋の隅に寄せておきたい、また近づけたいということができます。さらには、ご高齢の方が乗り、子や孫が遠隔操作して、一緒にショッピングなどを楽しむこともできるのです。介助者の負担軽減にも一役買ってくれます。

更に広がるパーソナルモビリティの可能性

日本国内ではもちろん、世界中でパーソナルモビリティは注目を受けています。また、その活用方法も多岐に渡ります。
例えば、イギリスでは、既に400以上の施設にパーソナルモビリティが導入されており、あるショッピング施設では、客の滞留時間が今までの3倍に上がるという報告があるのです。滞留時間が上がったことにより、消費が上がる。つまりパーソナルモビリティを導入後、売上増になったということです。
今後、日本国内でもWHILLを始めとするパーソナルモビリティの導入が進むと思います。その際に重要なのが規制緩和と省庁をまたいだ法整備なのです。
観光地やショッピング施設だけでなく、様々な企業、行政にも導入を進めていって欲しいと思います。そうすれば障がいの有無に関わらず、誰もが楽しく外出できる社会になるのではないでしょうか。

 

 

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