みなさんの住まいづくりを検討するきっかけは、何でしょうか。
その質問に対して一般的に最も多いのは「ライフスタイルの変化」です。つまり、結婚や出産、転職や転勤に伴って、お住まい計画が進むことが多いと言われています。
今回は、住まいづくりには欠かすことのできない土地選びについてお話します。

土地選びに必要な三大要素

土地と建物のどちらに重きを置くかはさておき、土地を選び購入を決断する為に必要な三大要素【場所】【広さ】【価格】についてご説明します。

【場所】「近い」がポイント

勤務先に近い、実家に近い、駅に近い、学校に近い、スーパーに近い、病院に近い…など「◯◯に近い」ということが場所の要素の大部分を占めるかと思います。 この「近い」の定義がみなさんそれぞれ違うと思います。徒歩5分圏内が近いと感じる方もいれば、車で5分が近いと思う方もいます。不動産会社やハウスメーカーの方とお話する時は、この「近い」定義をしっかりと伝えておくことが重要になります。

【広さ】土地の形状がポイント

同じ70坪でも、整形地と不整形地では差がありますし、平坦な場所か傾斜地でも利用度は変わります。例えば100坪を超える土地でも、旗竿地であったり三角土地、ウナギの寝床形であったりすると、本来の100坪とは大きく異なります。南北に長いのか東西に長いのかなどでも同様ですが、土地の形状や道路との高低差で、建物計画が大きく変わる場合があります。

【価格】場所と広さのバランスがポイント

価格は、上記で述べた【場所】【広さ】に応じて増減するのが一般的です。例えば主要な駅から徒歩5分で100坪の整形地であれば、当然のことながらかなり価格は高くなります。
また、人気のエリアにおいては、土地の評価の指標となる路線価を大きく上回り、近隣の相場よりも高い価格で取引される場合があります。

誰しも理想とするのは、「場所が良くて、広くて、価格が安い」土地です。恐らくこの条件が希望する100%だと思いますが、残念ながら100%の物件に出会える確率は、ほぼゼロに等しいと思います。
では、どのタイミングで決断すれば良いのでしょうか。
三大要素の中で、みなさんの優先順位をつけることが決断への大きな一歩となります。
それぞれの要素について100点の条件をベースに、妥協点などを見つけ出し、3つの要素の平均が70点を超えていれば合格点だと思います。

例)日当たりの良い東南角地の70坪の土地、しかし価格が高く、小学校までの距離が遠い
場所:90点 広さ:80点 価格:55点 = 平均75点
70 点以上ですが、この場合価格が大きく下回っています。せっかく平均70点を超える物件に出会えたのに、買えなくては話になりませんし、土地は買えたけど建物が建てられなければ意味がありません。その為にも資金計画をされる時には、手持ち資金をどこまで増額ができるか、ご両親からの資金提供があるか、夫婦の収入を合算できるかどうかなども事前に調べておくと良いですね。

あと、不動産購入で最も重要なのはタイミングです。
それは、ひとつとして同じ物件はないからです。通常、不動産情報は、様々な媒体を通じて市場に出され、多くの方が取得できるようになっています。他の不動産会社で同じ土地について交渉をしていることも多々有ります。焦らされて決断するものではないですが、決められる材料を整えておくとタイミングよく決断できると思います。
優先順位をしっかりとつけ、決断できる材料を整えておけば、住まい計画もスムースに進むことでしょう。

みなさんにとって、最適な住まいづくりが実現しますように。