「回遊性のある間取り」の家は、家事に便利で子育てにも良いらしいのです。
下の間取りはコンペプラン事例でサンプルとして紹介しているプランなのですが、このプランに、
●洗濯物を取りに行って干す
●干した布団を取り込んで押入れにしまい、キッチンへ戻る
●和室からお風呂場へ・・・
などという日常でありそうな行動パターンを動線として書き加えてみました。

回遊性のある間取り

そうすると見えてきたのが、キッチンとダイニングを囲む大きなマル。この円周に沿っての動線が多くあります。
こんな風に何かを中心とした円を描く動線がある間取りを「回遊性のある間取り」と呼ぶそうなのです。

回遊性のある間取りは家事に効く!?

この回遊性のある間取りで一番良いところは、見ての通りスムーズな動線。
家事で水場や屋外・収納を行き来するのにとても便利な構造になるわけです。この便利さは家を建てるときに施工業者さんも感じるそうですよ。

そしてもう一つ、まっすぐな廊下を家事で行き来するのと違って、家の中を様々な角度から見られることから、「ゆとり」も感じられるそうなのです。
確かに、↑の間取りを見てみると同じ行動でも2つのルートがあることに気付きます。

回遊性のある間取りは子育てに効く!?

お子様はよく、柱や遊具の周りをなぜか走り回っていませんか?
回遊性のある間取りでも同様に自然と子どもが走り回るそうです。健やかな成長のために、保育園や幼稚園、子供向けの施設ではよくこの回遊性を意識した構造になっていることがあります。
「家の中でバタバタ走り回るのは良くない」という考え方もありますが、時間やルールを作って、家の中でものびのび健やかに育てるのもまた、いいかもしれませんよね。

余談ですが、この「間取りに動線を書く」ということ、家づくりの際に是非やってみて下さい。間取りを歩くように生活パターンがイメージできるかもしれません。
動線を書きながら、窓から見える景色や家族のイメージを膨らませるのも、イメージ作りにおおいに役立つことと思います。

せっかくの設計コンペですから、言いたい事は遠慮なく伝えて、より希望を実現できる建築会社さんを選びましょう!