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ライフスタイルに合わせてベストな住宅ローンを

公開日 : 2018.6.1

お金、制度

住宅取得は何千万円もの資金が動く人生最大の買い物のため、90%以上の方が住宅ローンを利用されています。特に初めて住宅を取得する方の多くは、土地と建物の同時取得が多いので、必要な資金もかなり高額なものになります。
これから子育てをし、色々な生活パターンの変化が考えられる20代~30代の若い世代、また今までの蓄えや退職金を利用しての建替えを検討される熟年世代。適正予算がお客様の状況によりそれぞれ違うように、住宅ローンのベストな組み方も同様に違ってきます。ここでは、住宅ローンの選び方について触れてみましょう。

ローンプランの考え方

一昔前まで住宅ローンといえば、いわゆる住宅金融公庫の住宅ローンを利用するのが一般的でした。公庫として金利が同一であったため、どこの銀行を窓口として利用しても同じ資金計画が立てられたのです。
しかし、今は金融機関も住宅ローンに力を入れており、各社様々な商品が用意されており、私たちも選択の幅が広がっています。それでは、今住宅ローンを組むとしたらどんなローンを利用したらよいのでしょう。

金利で選ぶ

一般に、低金利時は長期間低金利の恩恵を受けられる『全期間固定金利型』ないし『固定期間金利選択型の長期固定型』を選ぶのが原則です。
『全期間固定型』ローンのメリットとしては、完済までの返済額がわかりますので、ライフプランを立てやすくなります。また金利が変わることがないため、将来にわたって安心です。
デメリットとしては、他の金利タイプと比較して金利が高めに設定されていることが多く、将来低金利がさらに進んでもその恩恵を得る事はできません。
『全期間固定型』の代表的ローンとして住宅金融公庫が姿を変えた住宅金融支援機構の『フラット35』は広く名前が知られ、利用を希望されるお客様も多いようです。
『固定期間金利選択型』の長期固定型は10年、20年と、選択した期間は金利が変わらないローンです。
メリットとして、全期間固定型に比べ、金利が低いことが多く、また一定期間は返済額が変わらないので、ライフプランも比較的立てやすくなります。
デメリットとしては、固定期間終了後は金利が上昇して返済額が増える可能性が考えられます。しかし、金利が下降していればその恩恵を受けることもできます。

金利以外の条件を考慮する

住宅ローンの選択は金利の違いだけでなく、それぞれの商品の特性や、借り入れする際の保証料の違い等も同時に比較していくようにしたいものです。
例えば、『フラット35』は、保証料は不要ですが、団体信用生命保険は借主負担となりますし、一方で民間の住宅ローンの場合は、団体信用生命保険は金融機関の負担が一般的というように。
さらに繰上げ返済を計画的に考えるならその際の手数料なども一緒に検討する等、商品ごとの金利、手数料、保証料、団体信用生命保険料などの借り入れコストも検討のうえ利用するローンを選択することが重要です。

住宅ローンの組み方を考える

次に、住宅ローンの組み方も考えてみましょう。
例えば30代ご夫婦で共働き、小さなお子様が二人という家族構成の場合の住宅ローンの組み方の考え方の一例を紹介しましょう。

夫婦別々に住宅ローンを組む

住宅ローンの借入額を、夫婦それぞれ分散してローンを組むことを検討してみましょう。
これによるメリットは、住宅ローン控除を夫婦それぞれが受けられるということです。
ただし、控除は払った税金の中での還付なので、どの程度の控除が受けられるかを計算すること、2本のローンになると借り入れ諸費用がかかりますので、その分も計算したうえで検討する必要があります。

子供の教育費を考慮した組み方

また、小さなお子様がいらっしゃるのであれば、長期固定と最も低金利の変動金利のローン2本で組む、という合わせ技を検討してみてはいかがでしょう。変動金利のローンをお子様の教育費がかさむ前の10年間で返済するのです。こうすることで、その後の教育費のかかる時期に長期固定のローン分だけの返済にして、教育費用のかかる時代に備える、というものです。
これは、住宅ローンを組む時の考え方の一例ですが、このように多種多様になった住宅ローンを、自分たちの今置かれた状況や、将来設計等に合わせ様々な工夫をすることもとても重要なことです。
とはいっても、このような工夫は住宅ローンに関する幅広い知識も必要になってきます。こんな時こそ専門家による第三者の立場でのアドバイスが参考になるハズ。

 

すまいポート21では、住宅ローンに詳しいファイナンシャルプランナーが、お客様の住宅ローンについてアドバイス。
資金相談と合わせて、住宅ローン相談を受けることをお奨めします。

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