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熱効率が悪いとお金がかかる?
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熱効率が悪いとお金がかかる?
新築で気をつけたい間取り!

皆さんが月々支払う料金に光熱費がありますよね?実はこの光熱費ですが、住まいの間取りにより熱効率が悪くなり、高くなってしまうことがあります。この記事では新築住宅で熱効率と関係の深い間取りについてご紹介します。

家の間取りは階段から

新築住宅をお考えの方の多くは2階建ての住宅を想像されると思います。生活の中で一階から二階への移動は意外と多く、どこに階段を置くのかは非常に重要です。階段があまり好ましくない位置、形態をしていると日々の家事動線が悪くなりますし、快適な生活の妨げにもなりかねません。また熱効率も悪くなり、冷暖房の使用による光熱費がかさんでしまうことにもつながります。
後悔することがないように階段の間取りには注意しておきましょう。

※リビング階段

リビングに階段を設置することで広々としたスペースで開放的、かつおしゃれな空間を演出できるリビング階段ですが、熱効率の観点からは注意が必要です。
リビングに階段があることで廊下を作る必要がなくなり、広くスペースを使える点が魅力ですが、その反面エアコンで温度調節をする際のエネルギー量も増えてしまいます。さらに、せっかく暖房で暖かくなった空気も階段を伝い、二階に逃げていきます。そういった点では熱効率が悪くなってしまいます。
リビング階段をお考えの方はこういったことが起こり得ることを理解しておくことが大切です。

高い天井にも注意が必要

お部屋に入ったときに天井が高いと開放感が違いますよね。部屋の広さは同じでも天井が高いことで広い部屋のような気分を味わえます。そんな高い天井も熱効率の観点からは注意が必要です。暖かい空気は上昇し、冷えた空気は下降するという特性があることはご存知でしょうか?天井が高いということはつまり、暖かい空気が上昇するスペースがそれだけあるということですので、自然と下の生活空間の気温が下がってしまい、熱効率が悪くなります。

※対策方法

リビング階段と高い天井の熱効率悪化の可能性を解説しました。これらに共通することはどちらも暖かい空気が逃げてしまうということです。これを改善するために次の対策が考えられます。

●シーリングファン

天井に吊るすシーリングファンは天井の低い部屋に設置すると、圧迫感がありますが、高い天井や、一階と二階が吹き抜けになっているような住まいだと問題なく使えます。
これを設置することで、上に溜まってしまう暖かい空気を下に対流させることができ、熱効率の改善が可能です。

おわりに
この記事では熱効率の観点で気をつけるべき間取りについてご紹介しました。長期的に見ると大きな金額になる光熱費に影響を与える熱効率には気をつけたほうがいいですよね。
新築住宅をご検討の方はぜひ住まいの熱効率まで意識しましょう。

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