長年住み慣れた歴史ある住まいだからこそ壊したくない、でも時代の流れとともに住みづらくなってきている。そんなジレンマにお悩みではないでしょうか?
多くの方がそのジレンマを解消するためにリフォームを検討しますが、結局リフォームをためらってしまう方も少なくありません。
今回は問題をクリアしつつ上手にリフォームする方法のポイントをお伝えします。

【その1】『平家の中心も明るく』

家屋の住まいでのお悩みのひとつが、部屋の中心部分が暗いことです。
この場合にオススメなのは、天井を高くして、光の通り道をうまくつくってあげるという解決方法です。
お部屋の仕切りをあえて天井につけないこともオススメです。
天井がつながっていることで、より住まいの空間を広く感じられます。
高さをうまく利用して、開放感を演出しましょう。

【その2】『真壁は馴染ませること』

住まいのつくりには柱が露出している「真壁」と柱が隠れている「大壁」の二つがあります。
真壁のつくりをリフォームする際には、柱を空間にうまく馴染ませる工夫が必要です。
元の木材と、リフォームでつかう素材の相性を見極めましょう。
無垢材はそれぞれ色味や硬さが違うので、出したい住まいの雰囲気と元の住まいの雰囲気をうまくつなげてくれるものを選びましょう。
大壁の住まいでも、無垢材を上手に取り入れつつリフォームすることがポイントです。

【その3】『床と天井で断熱』

多くの場合リフォームで期待したいのは、冬場の寒さの改善です。
日本家屋の雰囲気を壊さないためには、床をフローリングにして断熱材を使用するのが良いでしょう。
フローリングの板に無垢材を使用すると、木材の暖かさを感じられます。
断熱加工は天井にも施しておくと、より効果が得られます。

【その4】『色の配置に注目』

リフォームする際には木材に合う色を選ぶことが、日本家屋の良さを保つためのコツです。
特にリフォーム後の外壁と屋根は、外から見た住まい全体の印象を決定するものです。
例えば外観には黒や紺、白などを基調とし、木材とうまく馴染む色味を使うと日本家屋ならではの雰囲気が出ます。

【その5】『電気の明るさ』

リフォームの際には電気の色にも気を配ると良いです。
温かみのある電球色の蛍光灯を、くつろぐ空間や廊下、玄関に使用することで、住まい全体の雰囲気が温かくなります。
木材の温かみがより引き立つ環境をつくることが大切です。
書斎のように手元がしっかり見える必要があるお部屋の蛍光灯は、昼白色のような明るいものにしましょう。

【おわりに】
日本家屋・平屋ならではの雰囲気を崩さずリフォームするためには、できるだけ木材を取り入れることを意識するのが最も効果的です。
今回お伝えしたのは、うまくリフォームする方法のポイントの一部です。
リフォームすることで得たいものと、崩したくない元の良さを、建築・施工会社ときちんと話し合うことをオススメします。