2022年05月17日
「住宅ローン」の基礎知識&選び方
こんにちは!
すまいポート21アミューあつぎの片山です
ここ数年、特に子育て世代への住宅購入支援策が注目されております。
今年注目の「こどもみらい住宅支援事業」の補助金についてはご存じでしょうか?
住宅購入時期と補助金のタイミングが合うようでしたら、こちらの制度も是非ご活用下さい!
こどもみらい住宅支援事業
https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/assets/docs/general_user.pdf
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さて今回は、住宅を購入する際に多くの方がお使いになる「住宅ローン」の基礎知識についてです。
(すまいポート21の情報誌『HUG 』より)
「住宅ローン」は、住宅を購入する際に利用できるローンですが、
居住する本人が利用することができるものなので、セカンドハウスや、賃貸用の住宅には利用できません。
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【住宅ローンは条件が異なる】
住宅ローンで借入出来るのは、土地代金や建築費用ですが、
その他の諸費用をどこまで含められるかについては、金融機関により条件が異なります。
安定した収入が一定額以上あるか、勤続年数などの確認など要件がある場合もあり、
他に借り入れがある場合などは、借入金額に制限が設けられることもあります。
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【自分にあった借入先を選ぶ】
借入先については、窓口のある銀行の他、ネット銀行、勤務先、住宅金融支援機構など、
さまざまな住宅ローンがあり、その中から自分に合った住宅ローンを選ぶことになります。
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【住宅ローンのチェックポイント】
*金利*
誰もが一番気にされる金利は、店頭金利、優遇金利、実際の金利があります。
借入をする人の状況により変わる実際の金利ですが、優遇金利の期間にも注意が必要です。
また、固定金利、期限付き固定金利、変動金利、元利均等、元金均等のメリット・デメリットも理解してから決めましょう。
*融資手数料*
借入をする際の金融機関に支払う手数料で、金融機関により変わります。
*保証料*
連帯保証人は必要ありませんが、保証会社に保証料を支払うことになります。
借入をする人の年収や勤務先、借入金額等により変わります。
*繰り上げ返済の条件*
最低返済額や、その際の手数料などの条件の確認が必要です。
*団体信用生命保険*
住宅ローンの契約者が死亡した場合や、高度障害状態になった場合に、残りのローンを肩代わりしてくれる保険です。
三大疾病保証付きや、八大疾病保証付きなど、保証内容を確認することが必要です。
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【定期的に借り換えを検討】
以上のポイントについて充分理解してから住宅ローンを選びましょう。
また、返済期間は長期にわたりますので、定期的に住宅ローンの金利を確認して、借り換え等の検討をすることもおすすめです。
返済期間中は、お子様の成長になどによる教育費の増加や、収入の増減になどによる家計の負担も変化が予想されます。
こまめに金利等の情報や家計の状況に関心を持つことも大切ですね。
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【元利均等のメリット・デメリット】
元利均等の場合、毎月の返済額が一定のため、家計の予算が立てやすいメリットがある一方、
内訳は返済当初は利息部分の割合が多いため、元金がなかなか減らないメリットがあります。
※毎月の返済額は一定だが、返済当初は利息の割合が大きいため、
総返済額は元金均等よりも多くなる。
【元金均等のメリット・デメリット】
元金均等の場合は、毎月の元金返済額が一定のため、返済当初は支払額が多くなるデメリットがありますが、
返済期間が進むにつれて返済額が減っていき、総返済額は元利均等の場合よりも少ないメリットがあります。
※返済当初は利息が多いため支払額が多くなるが、総返済額は元利均等よりも少なくなる。
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【ライフプランを立てよう!】
住宅は一生に一度の大きな買い物です。
夢のマイホームを実現することはとても大切ですが、無理な返済計画は負担になることもあります。
余裕を持って返済するために、ファイナンシャルプランナーに人生設計を相談してみましょう。
安心して家づくりをするためにも教育資金や老後資金などの資金計画も重要です。
すまいポート21では、無料で資金相談を承っております。お気軽にご相談下さい。
すまいポート21アミューあつぎ