設計コンペに見る住まいの動向

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設計コンペに見る住まいの動向

設計コンペに見る住まいの動向

最近のすまいポート21の設計コンペでのお客様の要望を見ていると、ライフスタイルとともに間取の考え方も変化している様に思われます。ここでは、設計コンペに見る建物の傾向を見てみましょう。

まずは、これまで建物の隅や北側に配置することが多かったキッチン。最近は、キッチンを住まいの中心部に配置することで、家事動線や家族とのコミュニケーションに配慮するようになってきました。その要因として、奥様の意見が建物に強く反映されるようになったこと、アイランド型などシステムキッチンが多様化してきたこと等があげられるでしょう。キッチンが料理をつくる場所だけではなく、家族の団欒、ホームパーティーをしたり、友人と一緒にコミュニケーションを取ったりと色々なスペースとして利用され始めていることがうかがえます。
また、食品庫を設けることで乱雑になりがちなキッチンをスッキリと見せる工夫や、家事室(ユーティリティ)を造ることで、より効率的な家事作業を工夫される方も多いようです。今や住まいづくりは奥様が主役ということの表れなんでしょうか。

また、スペースの無駄をなくし有効活用したいという考えも多くなってきました。
玄関脇にシューズクロークを設けて靴やベビーカーや、アウトドア用品を収納するようにしたいと希望する方も多いですね。
年月が経過すればモノも増えてきます。たとえ今、収納するモノがあまりなかったとしても、プラン計画の段階で、収納をできるだけ多く確保することは長い目で見ても大切なことです。

立地的な観点からですと、狭い敷地のため、隣近所と隣接してしまうことから、プライバシー(特に視線)確保の工夫も大切です。
格子や塀、植栽で視線を遮ったり、一般窓ではなく、プライバシーを確保しながら光と通風を取り入れる天窓を設ける方もいるようです。(天窓の防水処理が良くなったのもあるでしょう。)

また、最近の設計コンペでは中庭を設けるプラン提案をしてくる建築会社も増えてきました。プライバシーと採光、通風を確保するための工夫として、またデザイン的な斬新さからもお客様には好評なようです。
今は建築会社もプラン提案に様々な工夫を凝らしており、提案力の高い会社も増えてきているのは、お客様にとっても心強いことですね。

さて、最後に住宅の機能面での傾向を見てみましょう。当然のことながらオール電化住宅を希望する方が増えています。また、建築相談の段階で、電気とガスのどちらが良いのかもよく尋ねられます。
この質問に関する答えは「お客様自身で判断されること」です。電気、ガスともに一長一短あります。安全性、機能性、経済性、そして環境面から、それぞれの特徴を整理して結局お客様にとって何が優先されるのかから判断されることだと思います。

ちなみに、まだ日本では普及率の低い太陽光発電も、助成金や売電価格の変化によっては今後急速に普及していくことも考えられます。

以上、ここ最近、すまいポート21へ相談にこられる方の要望の多いと思われる事柄を並べてみました。この他にも住まいへの希望・要望は、各家庭でいろいろあると思います。妥協できる点とそうでない点をしっかりと家族で話し合い、ご予算に合った中で最良の計画をしたいものですね!

すまいポート21では、最近の設計コンペの事例を多数展示していますし、私たちがいつでもご相談に乗らせていただきます。お気軽にご来店いただき、スタッフにお声掛けください。これからも私たちすまいポート21スタッフは、皆さんにご満足いただける住まいづくりをお手伝いしていきます。

 

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