下記の写真は私が実際に撮影した青木邸の神棚です。
神棚は神道を信じていてもいなくとも一つの日本の生活文化として定着しているものでしょう。お祝い事があれば神社にでかけ参拝するのも同じことだと言えます。もともと、日本の神は目に見えないものであり神の形は作られませんでした。いわゆる自然崇拝ですので、神聖な山、滝、岩、森、巨木などに「カミ」(=信仰対象、神)が宿るとして敬いました。もしかすると、日本の家そのものも自然との共生を大前提にしているように思われ、その意味では神棚は日本の家にあってしかるべきものなのでしょう。

青木邸の神棚

青木邸の神棚

最近の新築の家にはすっかり神棚は減ったように思います。私ぐらいの60歳を超えた高齢者の家か、何か商売をしている人の家などでは神棚はまだまだあるように思います。
いずれにしましても生活様式の洋風化に伴い激減していることだけは間違いないと言えます。洋風化しているとなれば、当然、和室が無いか少ないはず。あっても畳だけ飾りとしてあるといった状況ですので、神棚の置き場自体が無いのです。これは仏壇も同じ状況下にあるでしょう。

宗教自体に深く言及するつもりはありませんが、普通に考えて、仏壇があるってことは仏教徒か寺の檀家でしょう。そして、神棚って神道を信仰する人が使うものです。ところが、節操のないことに、いや、日本人の寛容さと言ってよいでしょうか、どちらも同じ家に存在しているといったことも往々にしてありそうです。実は、私の実家でもそうでした。神社とお寺が同居していることとおなじですね。