知っておくべき注文住宅の図面の見方と種類を5つ紹介します

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知っておくべき注文住宅の図面の見方と種類を5つ紹介します

公開日 : 2019.8.9

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「注文住宅の図面の読み方で押さえておくべきポイントってあるのかな?」このような疑問をお持ちではありませんか?設計図は自分のイメージを施工業者に伝えることで具体的な形に出来上がります。

しかし、最低限図面を読めなければ、本当に自分の要望が施工業者に伝わっているのか確認できません。そこで今回は注文住宅の図面の見方や種類とチェックポイントについてお伝えします。

注文住宅の図面の種類

注文住宅の図面は

  • 基本設計図
  • 実施設計図
  • 確認申請図
  • 工事契約図面
  • 竣工図

に大きく分けられます。

基本設計図

基本設計図とは建築主のイメージに基づいて作られる基本的な図面です。図面の中でも見る機会が最も多い、重要な図面と言えます。

配置図

配置図とは主に敷地内の建物の配置を示した図面です。それ以外にも、道路と隣地の境界や敷地内の高低差、車庫や庭なども配置図に記載されます。縮尺は一般的に100分の1程度で書かれます。

平面図

平面図とは部屋の配置、広さ、収納の位置などがわかる間取り図のことです。
この平面図では、

  • 間取りが希望通りになっているか
  • 動線がスムーズであるか

を確認しておくと良いでしょう。

立面図

立面図とはそれぞれ東西南北から見た建物の外観を示す図です。立面図を見ると、玄関ドアや外壁のデザインが自分のイメージ通りになっているかが一目でわかります。

断面図

断面図とは、建物を垂直に切断した際に見える内部を示した図です。天井や窓の位置が把握できます。

実施設計図

基本設計図で家全体の概要を押さえた後は、実施設計図の作成を行います。実施設計図は基本設計図より詳細な内容が記された図面です。実際の工事ではこの実施設計図をもとに施工します。

確認申請図

建物を建てるには、確認申請書を役所または民間の建築確認検査機関に提出し、建築基準法、条例などの基準を満たしているか確認しなければいけません。その際に必要となるのが確認申請図となります。

工事契約図面

工事契約図面とは建築主と施工業者の間で契約締結する際の最終的な図面です。この図面をもとに工事費が決まります。

竣工図

竣工図とは工事中に設計変更の際に行われた設計図修正を反映した図面です。将来リフォームする時にかなり重要な資料となります。

まとめ

当記事では、注文住宅の図面の種類についてお伝えしました。今回紹介した図面の種類は以下の通りです。

  • 大まかなイメージを形にする「基本設計図」
  • 基本設計図より詳細な内容が記された「実施設計図」
  • 建築物が基準を満たしているかどうか申請する「確認申請図」
  • 施工業者との契約時の最終図面である「工事契約図面」
  • 設計図修正を反映した「竣工図」

今回の記事を参考にして、専門家がしっかりとサポートする住まいづくりを検討してみてはいかがでしょうか?新築やリフォーム、最適な住まいの相談などがあればお近くのすまいポート21にお問い合わせください。

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